カヤとは日本人にはなじみの深い木の実です。古代から灯火原料として利用をされてきました。油原料としては他にナタネやエゴマは畑で栽培され天候に左右され不足を生ずることもあります。しかしカヤの木は比較的天候に左右はされず、大木が多いという利点があります。
カヤは寺院や神社に植えられることが多く、これらから採種して油をとり、灯火原料とします。灯火原料以外にも、食用油や頭髪油、薬用にも利用されます。
戦前までは米一俵、カヤの実一俵といわれており、貴重な食べ物として扱われてきました。カヤの実を炒って実を食用にしていましたが、珍果扱いされ滋養食として茶席に出されることもありました。
福島県川俣町では、カヤの実を使った「カヤ糖」が販売されています。

